【ロサンゼルス29日】ロサンゼルス・ダウンタウンの東に位置するハイランド・パークのアロヨ・ドライブ沿いに、カリフォルニア州で最大規模のホームレス用仮設住宅「Arroyo Seco Tiny Home Village」が設置されることになり、29日に起工式が行われた。
「Tiny Home Village」の敷地となるのはロサンゼルス市の所有地で、１１５ユニットに２２４ベッドを備えた仮設住宅が、今後３カ月で完成する予定。
起工式に参加した同地域管轄のケビン・デ・レオン市議は、ハイランド・パークのコミュニティー・リーダーや住民らの協力に感謝を表明。完成すれば、アウトリーチ・チームがハイランド・パーク周辺のホームレスらに呼び掛け、仮設住宅への入居を勧める計画。
一方で、この建設場所の近くには学校や公園があることから、子供らへの安全を懸念して建設に反対する声も出ている。