独立記念日を前に違法花火の取締強化、情報提供者にリワード授与の市も(6/22)

【ロサンゼルス22日】警察当局は、7月4日の独立記念日に向けて違法花火の打ち上げが相次いでいることから、南カリフォルニア一帯で取り締まりを強化している。

 サウスゲート警察は20日、レンタルトラックを運転する密売人から、重さ約800ポンド分の花火を購入した男を現行犯逮捕した。警官に気付いた密売人は、このトラックを乗り捨てて逃走。トラックの荷台からは約1,200ポンド分の違法花火が見つかり、これらは安全な場所で廃棄された。

 南カリフォルニアでは、コロナパンデミックの最中に違法花火の打ち上げ件数が増加。オンタリオで3月に、住宅街の家に保管されていた違法花火が原因で大規模な爆発が起き、2人が死亡した事故もあり、警察当局は取り締まりを強化した。

 ポモナ市警では、違法花火の販売や所持についての情報提供者に、500ドルのリワード授与を約束し、取り締まりへの協力を求めている。

 花火についての規制は各市で異なり、ロサンゼルス市では違法とされている。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。