LAホームレスサービス局が284人の職員解雇を発表 郡の予算削減が理由(4/21)

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【ロサンゼルス20日】「ロサンゼルス・ホームレス・サービス局(Los Angeles Homeless Services Authority=LAHSA)」は、郡参事会による予算削減を理由に、今後10日以内に284人の職員を解雇すると発表した。
 LAHSAの暫定CEOであるギータ・オニール氏は声明で、「ロサンゼルス郡全域でホームレス状態にある人々を支援するために、揺るぎない献身と懸命な努力を続けてくれた職員たちに、心から感謝したい」と述べた。そして、「過去2年間に見られた路上生活者の歴史的な減少の原動力は、まさに職員たちだった。当機関の組織体制は変化しつつあるが、3年間で8万人近くの人々に住居を提供したという彼らの仕事の計り知れない成果が、そのすべてを物語っている」と職員らの貢献をたたえた。
 LAHSAが発表したニュースリリースによると、解雇対象となる従業員のうち216人が労働組合に加入している職員、68人が非組合員。また、影響を受ける従業員の最終勤務日は、郡の会計年度末と重なる2026年6月30日とされた。
 一方で、20日に公表されたロサンゼルス市のカレン・バス市長が提案した2026-27年度予算案(総額149億8000万ドル)の最終的な詳細次第では、「6月30日以降も重要な業務を継続するため」に一部の職員が留任する可能性もある。この総額のうち、ホームレス対策費として約7億8800万ドルが計上されると見込まれており、これは現行年度予算で計上された9億5330万ドルから大幅に減少する額。
 当局者はまた、この組織再編により計414のポストが削減され、そのうち140ポストは現在空席だと指摘した。全体として、同機関の職員数は600人から320人に削減されることになる。この人員削減は、LAHSAと職員の大部分を代表する労働組合であるサービス従業員国際組合「ローカル721」との間で結ばれた契約(60日前の通知を義務付けるもの)に従うため、20日に発表された。ロサンゼルス郡参事会およびバス市長には、この決定が通知された。
 バス市長の予算案によると、LAHSAに対する市の支出は、年次ホームレス実態調査、ケア管理サービス、シェルターおよび住宅介入、ならびに路上ホームレス問題の解決に向けた戦略に対して引き続き行われる予定だった。

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