14歳の少女殺害事件、歌手の「D4vd」を第一級殺人罪で起訴 未成年わいせつ罪の暴露を恐れ殺害か(4/20)

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【ロサンゼルス20日】ハリウッドで昨年9月にミュージシャンの「D4vd」(本名をデビッド・アンソニー・バーク、21)名義で登録されたテスラのトランクからセレステ・リバス・ヘルナンデスさん(当時14)の遺体が発見された事件の罪状認否が20日に行われ、ロサンゼルス郡のネイサン・ホックマン地方検事は、バーク被告が第一級殺人罪で起訴されたと発表した。
 ホックマン地方検事によると、バーク被告は、特別事情を伴う第一級殺人罪、14歳未満の者に対するわいせつ行為、遺体の損壊の罪で起訴された。殺人罪の起訴内容には、待ち伏せ、金銭的利益を目的とした犯行、捜査の証人殺害といった特別事情が含まれていた。第一級殺人罪の有罪判決を受けた場合、仮釈放の可能性のない終身刑または死刑が科される可能性があるという。
 バーク被告は、ヘルナンデスさんの死をめぐる大陪審の捜査対象となった後、先週逮捕された。弁護団を通じて無罪を主張しており、保釈なしで勾留されている。
 この事件では2025年9月8日、ハリウッドのレッカー置き場にあったバーク名義で登録されたテスラのトランクからヘルナンデスさんの遺体が発見され、遺体は著しく腐敗し一部が切断された状態だった。遺体の状態から、検死官が死因を特定するのに時間がかかっていた。
 リバーサイド郡シェリフ局によると、ヘルナンデスさんは遺体で発見される1年以上前にレイク・エルシノアで行方不明になり家族による捜索願いが出されていた。「行方不明者」のチラシによると、ヘルナンデスさんが最後に目撃されたのは2024年4月5日、同日午後9時に自宅を出た後。ヘルナンデスさんは2024年に少なくとも3回、家出をしていた。
 ホックマン検事によると、ヘルナンデスさんは2025年4月23日、バーク被告の招待で同被告のハリウッド・ヒルズの自宅に滞在していた時に殺害された。ヘルナンデスさんが、バーク被告の犯罪行為を暴露し音楽キャリアを台無しにすると脅したことが殺害につながった可能性が高い。ロサンゼルス市警のジム・マクドネル本部長によると、ヘルナンデスさんはバーク被告と性的関係にあり、2人の関係はヘルナンデスさんが13歳だった2023年から続いていたもよう。
 バーク被告は、死亡した10代の少女の身元が公表された当時、D4vdとして「Withered 2025 World Tour」を実施していた。このツアーには死と追悼というテーマが織り込まれており、4月にダークルームとインタースコープ・レコードからリリースされたアルバム『Withered』はビルボード200で13位を記録し、Spotifyでの再生回数は5億2100万回を超えている。バーク被告はヘルナンデスさんの身元が特定された同日、シアトルでのコンサートを中止し、その後に続く公演も中止された。
 法執行当局の情報筋によると、ヘルナンデスさんはソーシャルメディアでD4vdと知り合い、家出をした後、この歌手と一緒に賃貸住宅に住んでいたもよう。バーク被告はヒューストンで育ち、ミュージシャンのカリ・ウチス、Stray Kidsのヒョンジン、ラウフェイ、21サヴェージらとコラボレーションを行っている。また、ゲーム『フォートナイト』のテーマ曲も手掛けた。

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