火災跡から瓦礫流出、マリブからプラヤ・デル・レイにかけてのビーチを無期限閉鎖(1/29)

【ロサンゼルス28日】ロサンゼルス郡で発生した複数の山火事で出た瓦礫が降雨で海へ流れ込んでいることから、同郡公衆衛生局は28日、マリブからプラヤ・デル・レイにかけてのビーチを閉鎖すると発表した。

 同局は、水中や砂浜に流出した火災の残骸や汚染物質には、健康に有害な有毒化学物質や発がん性化学物質が含まれている可能性があると警戒を呼びかけた。 

 ビーチの閉鎖と同時に、郡当局はロサンゼルス郡のすべてのビーチに30日の朝まで、降雨による海水汚染への注意報を発令した。この勧告では、ビーチ利用者に対し、大量の降雨の後に少なくとも72時間は水との接触を避けるよう警告している。

 サーフライダー・ビーチからラス・フローレス・ステート・ビーチ、サンタモニカ・ステート・ビーチからワールド・ウェイのドックワイラー・ステート・ビーチまでの海岸線は、火災の残骸や化学物質が近くの水路からビーチの砂に流れ込んだため、この降雨海水汚染注意報が終了しても無期限に閉鎖されたままとなる。 

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