UCアーバイン校の抗議デモで50人逮捕 授業はリモートに切り替え(5/16)

【ロサンゼルス16日】親パレスチナ系学生らによる抗議デモがエスカレートしたために15日に警察がデモ隊に解散命令を出したUCアーバイン校では16日、授業がリモートで行われた。これまでに、警察により約50人が逮捕されている。

 逮捕者は全員オレンジ郡拘置所に連行され、召喚状が出された後に釈放された。デモ参加者のほとんどは、警察の命令にもかかわらず解散しなかったために逮捕された。数人は不法侵入で逮捕された。

 ハワード・ギルマン学長は「大学にとって悲しい日になった。特別な理由がない限り、全職員はリモートで勤務すること」と命じた。

 抗議者たちは15日の午後2時半ごろから、数週間前から野営地となっている物理科学講義室の周りに集まり始めた。デモがエスカレートしたために、カリフォルニア大学アーバイン校のキャンパス警察は、デモ参加者に解散命令を出し、市警察、カリフォルニア州ハイウェイパトロール局、オレンジ郡シェリフ局に援護を求めた。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。