飼い犬を連れ去られた女性、車のボンネットにしがみつき１マイル　警察が窃盗団を捜索中（1/29）

【ロサンゼルス28日】ロサンゼルス・ダウンタウンでこのほど、店の外にいたフレンチ・ブルドッグを連れ去られた飼い主の女性が、走行する窃盗グループの車のボンネットにしがみつく映像が公開されて話題となっている。

　警察によると、事件が起きたのは今月18日の午後２時半頃、8th StとGrand Aveにある「Whole Foods」の外。犬の飼い主であるアリ・ザカリアスさんは、犬を盗んだ女が乗り込んだ白い４ドアのKia Forte車のボンネットに飛び乗った。

　ザカリアスさんは、「この車を逃さないという思いから必死でワイパーにつかまっていたが、車が走り続けてスピードを上げ、突然命の危険を感じてパニックになった」と回想する。

　ザカリアスさんは、約１ブロック先の9th StとGrand Aveで車から振り落とされ、打撲と切り傷を負ったが軽傷だった。

　連れ去られた犬の名前は「オニキス」で、毛色は白黒のまだら模様で目の色が左右異なるフレンチ・ブルドッグ。ザカリアスさんは、愛犬の無事の帰還への協力者には多額の賞金を提供すると述べた。警察当局は、事件現場近くの監視カメラを分析するなどして窃盗グループを捜索中。

女性がボンネットにしがみつく様子はこちら↓

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