昨年は日系大会で優勝・入賞
「今年はサッカーでパスが上手にできるようになりたい!」「シュートがたくさん打てるように頑張るぞ!」「トーナメントで優勝したい!」それぞれの抱負を胸にワクワクしながらサッカージュニアたちが、新年からフィールドで切磋琢磨しているのは、NPO法人として発足し3年目の「サウスベイ・リトルハスキーズ(SB LITTLE HUSKIES)」。サウスベイを拠点に日本語のサッカー教室・サッカーチームとして下は5歳児から小学生を中心とした子供たち約60人がサッカーのトレーニングに勤しんでいる。
昨年、同チームのU12(11人制サッカー)は日系のサッカートーナメントで優勝。U7(7人制)とU9(9人制)は3位入賞を果たした。「リトルハスキーズの発足当初に入ってきた子供たちが成長して、その成果として優勝・入賞ができたんだと思います。コーチ陣皆の強力なサポートの力も大きいですね」と話すのは、リトルハスキーズを発足しリードするヒラキコーチ。もちろん勝利することはチームのモチベーションを保つうえでも重要ではあるが、それよりも大事なことがあるという。
自立心を養い、礼儀作法を身につける
「まず入部するにあたり、親御さんに言われてではなく、お子さんが自発的に『僕はサッカーが大好きだからリトルハスキーズでプレーしたい』という強い気持ちを持っていること。サッカーに対するお子さんの情熱を尊重しながら指導を行っていきます。また、入部後は基本的にご家族の見学は極力なしにしています。お子さんたちの自立心を育てるために徹底しています」
そして、挨拶。サッカースキルの向上も大事だが、礼儀作法など人としても様々なことを学ぶことに重きを置くリトルハスキーズ。試合が終わった時には、きちんとお辞儀をしてはきはきとした大きな声で「ありがとうございました!」と相手チームへの感謝の気持ちを伝えることを忘れない。
「高学年のお兄ちゃん・お姉ちゃん選手たちが、下の年齢の子たちの面倒を見て、下の子たちは年上の子たちからたくさんのことを学ぶ。そのことがチームの団結力に繋がります。サッカーはチームスポーツ。全員がパスを回して全員でサッカーを楽しむ。これがサッカーの醍醐味です」
サッカー選手としての精神を養うと同時に、アメリカのクラブチームや、高校や大学のチームに進む選手を輩出する登竜門としての役割も担っていきたいと話す。「このサウスベイ・リトルハスキーズからたくさんの選手たちがアメリカのチームで活躍してくれればと思っています」。
■サウスベイ・リトルハスキーズ(SB LITTLE HUSKIES)
練習日時は土曜日(15:30~)/ 日曜日(10:00~)※2時間程度。サッカーが好きな小学生を募集中!コーチはUS Soccer Coachのライセンス保持者。見学・体験はいつでもどうぞ!
sb.little.huskies@gmail.com
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