サンクレメンテの不妊治療医に妻殺害の有罪評決(12/20)

【オレンジ郡19日】オレンジ郡の陪審員裁判で19日、不妊治療医のエリック・スコット・シルズ被告(58)に、7年以上前に起きた妻の殺害で有罪評決が下された。最高で禁固15年から終身の刑が科されることになる。

 事件が起きたのは2016年11月。スザン・シルズさん(当時45)が夫婦のサンクレメンテの家の階段で死んでいるのを警官が発見し、検察は、スザンさんの夫のエリック・スコット・シルズ被告が事故死を演出したと述べた。シルズ被告は、階段の下で横たわる妻の無残な遺体を発見して目を覚まし、911に電話したと語った。

 オレンジ郡地方検事によると、スザンさんが偏頭痛で寝ていた娘の寝室の壁とカーテンに血痕があった。オレンジ郡地方検事はまた、女性の髪の毛の塊が見つかり、寝室で激しい争いがあったことを示していると主張した。

 エリック・スコット・シルズ被告とスザン夫人は、夫人が亡くなる前年にカールスバッドに不妊治療クリニック「センター・オブ・アドバンスド・ジェネティクス」を共同で設立。スザン夫人は同クリニックの経営パートナーだった。

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