「TOMY」がハイチェアー8万5,000脚をリコール ボルトが緩み椅子が台座から外れる危険性(9/5)

【ロサンゼルス1日】玩具・育児用品メーカーの「TOMY」は、米国およびカナダで販売されたハイチェアー8万5,000脚以上を、ハイチェアの座面をベースに固定するためのボルトが緩み座面が外れる可能性があるとして、自主的にリコールすることを発表した。

 リコールの対象となる商品は、2016年9月以前に製造されたすべての「Boon Flair highchair」で、米国消費者製品安全委員会は、この商品の使用を直ちに中止し、「TOMY」から無償修理キットを受け取るよう消費者に呼びかけている。消費者には、リコールされたハイチェアを修理するための工具(ボルト、分割ワッシャー、平ワッシャー)のセットが送られることになる。

 「TOMY」は、椅子が台座から外れたという報告を34件受けており、その結果、24人が転倒し、打撲や擦り傷を含め11人が負傷したと発表した。

 同社によると、リコール対象製品は米国で約8万3,000台、カナダで約2,850台販売された。同社のサイトに掲載されているハイチェアの対象年齢は、生後6カ月から3歳までとなっている。詳しくはウェブサイトで、

https://us.tomy.com/grub-dishwasher-safe-adjustable-baby-high-chair-white/

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