【ロサンゼルス10日】カリフォルニア州における2014年以降の銃による殺人件数を示した新しいインタラクティブ・マップが公開された。このマップは、Hope and Heal FundとRomo GIS Enterpriseのパートナーシップによるものである。
この地図は、カリフォルニア州で発生した12,800件以上の銃による殺人事件を、どの通りで銃撃が行われたかというミクロレベルで詳細に検証している。カリフォルニア州民が州内の銃乱射事件についてこれほど詳細に見ることができるのはこれが初めてである。
データは、特定の郡や地域における銃による殺人の密度を表すクラスターにまとめられている。カリフォルニア州で最大のクラスターは、サンフランシスコ・ベイエリアとグレーター・ロサンゼルス・エリアである。この2つの地域のクラスターは、9年間のカリフォルニア州全体の銃による死亡者数の46%以上にあたる5,900人の銃による死亡者数を表している。
カリフォルニア州の銃による死亡者数は2019年以降に増加した。カリフォルニア州の銃による殺人件数は2021年に1,800件とピークに達したが、2022年には1,700件まで減少した。
Hope and Healが共有したデータによると、銃による殺人はゴールデンステイトのどの地域よりもグレーターロサンゼルス地域で頻発している。2014年から2022年にかけて、約3,800件の銃による殺人がロサンゼルス郡周辺で起きている。
◆以下は南カリフォルニアの郡で起きた銃による殺人事件の件数
ロサンゼルス – 3,800件以上
サンバーナーディーノ – 863
オレンジ – 394
リバーサイド – 697
サンディエゴ – 584
ベンチュラ – 145
サンタバーバラ – 110