LA郡非法人地域、使い捨てプラスチック製食器使用を制限へ(4/20)

【ロサンゼルス20日】ロサンゼルス郡で19日、非法人地域のレストランなどを対象に、使い捨てプラスチック製品から出る廃棄物の削減を目指す新たな条例が可決された。

 この条例では、食器、テイクアウト用容器、カップなどの使い捨て食器類は、堆肥化またはリサイクルが可能なものにすることを義務付ける。また、発泡スチロール製品の使用を禁じ、店内で食事を提供するフルサービス型のレストランでは、再利用可能な食器の使用を義務付ける。

 ロサンゼルス郡の非法人地域には、約100万人が住んでおり、レストランやフードサービス施設の数は数千にのぼる。

 この条例は、プラスチック汚染の削減に取り組む環境保護団体「Reusable LA」が支持。同団体の代表は、「この条例の成立に向け3年間取り組んできて、やっと前進した」と喜んだ。

 条例の施行日は、常設のレストランは2023年5月1日、フードトラックは2023年11月1日、ファーマーズマーケットなどの一時的な飲食施設については2024年5月1日と設定されている。違反者には、一日最高で100ドル、年間最高1,000ドルの罰金が科される。

 

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