ホームレス学生増加が深刻、住居・食料・Wi-Fi提供の援助プログラム実施へ(4/20)

【ロサンゼルス20日】ロサンゼルス・コミュニティー・カレッジ学校区は、ホームレスの学生100人に住居と食料、Wi-Fiを提供するために、150万ドルの資金を充てる試験的プログラムを実施することを決めた。

 コロナパンデミックの影響を受けて食料や住居の確保が困難になる中で、教育よりも仕事を優先させる学生が増えており、学校区の評議会は先週、この援助プログラムを承認した。州の資金が財源となる。

 同プログラムへの参加申し込みを現在受け付けており、定員になり次第締め切る。プログラムは、2023年4月まで実施される予定。

 ロングビーチ・シティ・カレッジと共同でホームレス学生を支援してきた「Jovenes Inc.」を含む、地元の5つの非営利団体が住居を提供する予定。その他のパートナーには、「 Los Angeles Room and Board」「Optimist Youth Homes and Family Services」「Seed House Project」「Shower of Hope」が含まれる。

 参加する学生には、住居と食事、Wi-Fiのほかに、必要に応じてメンタルヘルス面でのサポートが提供される。また、学業面でのチューター・サービス、学業・経済的カウンセリング、技術と就職面での支援なども提供する。

 カリフォルニア州の学部入学者数は、パンデミック中に大きく減少した。その主な原因はコミュニティーカレッジ学生の減少で、2019年秋から2021年秋にかけて20%減少し、約130万人になった。

 ロサンゼルス・コミュニティー・カレッジ学校区の最新データでは、2021年春から2022年春にかけて学生数が13%減少。同区によると、25万人の学生のうち、68%が低所得家庭の出身で、53%が貧困ラインかそれ以下の生活をしているという。

 UCLAの2020年のレポートによると、小学生だけでなく、州の公立大学やコミュニティー・カレッジに通うホームレス学生の数が、過去10年間で50%増加し、パンデミックが大きく影響していることがわかった。このレポートによると、コミュニティー・カレッジの学生の5人に1人がホームレスを経験した計算になる。この中には、住居を失ったり、経済的理由から住居を共有する学生、モーテル、ホテル、車、公園などで暮らす学生も含まれる。

 

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