【ロサンゼルス20日】全職員に新型コロナウイルスワクチンの接種を義務付けたロサンゼルス市で、20日の期限が迫る中、ロサンゼルス市警の警察官やロサンゼルス消防局の消防士のうち4分の1以上が接種を受けていないことが分かった。
市警と消防局の統計によると、ワクチンをまだ接種していないロサンゼルス市警の警察官は33.7%、ロサンゼルス消防局の消防士は約26%を占める。
ロサンゼルス市議会とエリック・ガーセッティ市長は8月に、医療上または宗教上の例外を除き、市職員全員に対して10月19日までにワクチン接種を義務付ける条例を承認していた。
消防局によると、今月5日までに消防士のうち108人が医療上の理由による免除を、389人が宗教を理由とする免除を申請した。