LAで13歳少女を性的虐待、ペンシルベニア州の18歳男を逮捕・起訴 出会いはディスコード、過激思想で洗脳(2/24)

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【ロサンゼルス23日】13歳の少女に対する性的虐待を目的に、ロサンゼルスを訪れたペンシルベニア州のマシュー・エドワード・パイシャー容疑者(18)が23日、連邦検察当局に起訴された。
 パイシャー容疑者は20日にロサンゼルス郡カステイクで逮捕されていた。
 検察当局によれば、パイシャー被告は「虚無主義的暴力過激イデオロギー(nihilistic violent extremist ideology)」に傾倒し、13歳の少女を巧みに誘い、自身による自傷行為の画像を送るよう説得するなどした容疑がかけられている。検察によると、異変に気付いた少女の母親が今月10日にFBIに助けを求めた。
 パイシャー被告と少女は昨年12月に、精神疾患に苦しむ個人に関連するディスコードサーバーで出会い、この少女はパイシャー被告から洗脳され自傷行為を促されていた。今月20日、パイシャー被告が少女に会うためフィラデルフィアからロサンゼルスを訪れ、カステイクのモーテルの部屋に2人でいるところに警察が踏み込んだ。
 捜査官はモーテルの部屋で、コンドーム、ナイフ、カミソリの刃、血のついたティッシュ、電子信号を遮断するために一般的に使用されるファラデーバッグ、パイシャー被告の搭乗券などを押収した。警察の取り調べに対して少女は、自身とパイシャー被告が性的行為に及んだこと、そして同被告がナイフで繰り返し切りつけたことなどを証言した。
 「虚無主義的暴力過激イデオロギー(nihilistic violent extremist ideology)」とは、近年10代の若者を中心に増えている新しいタイプの過激派思想で、その特徴の一つに、今回の事件でも見られる、相手を脅迫することで自傷行為や他者への攻撃を促す行為が挙げられる。SNSやオンラインゲームを通じて過激度を増すことが多く社会問題化しており、このイデオロギーに従う「虚無主義的暴力過激派(nihilistic violent extremism=NVE)」をFBIはテロ・カテゴリーに追加した。
 検察当局は発表文で、「NVEは未成年を含む脆弱な個人を標的とし、ソーシャルメディアプラットフォームを利用して児童性的虐待素材やグロテスクな素材を共有したり、被害者を暴力行為へ誘導したりすることが頻繁にある」と述べ保護者らに注意を促している。「NVEとその構成員は、被害者を脅迫・恐喝してNVEの要求に従わせるケースが頻発している。要求内容は様々だが、自傷行為、オンライン及び対面での性的行為、動物虐待、兄弟姉妹や他者への性的搾取、暴力行為、暴力・自殺・殺害の脅迫などが含まれる可能性がある」
 パイシャー被告は有罪判決を受けた場合、連邦刑務所で最大30年の禁固刑に処される可能性がある。

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