ロサンゼルス郡州立刑務所で看守2人が終身刑の受刑者に刺される 即席の武器、独房の点検中に(7/31)

【ロサンゼルス28日】ロサンゼルス郡州立刑務所の看守2人が27日の夜、受刑者に刺され入院した。

 カリフォルニア州矯正リハビリテーション局によれば、シュアンテ・R・テイラー受刑者(43)が、点検中の2人の看守に襲いかかった。捜査当局によると、テイラー受刑者は即席の武器を使ったとされ、武器は独房内で発見された。刑務所の職員はすぐにテイラー受刑者を取り押さえ、他に負傷者はいなかった。

 看守2人は近くの病院で治療を受け、その後退院している。

 テイラー受刑者は別の刑務所に移送され、制限付きの部屋に収容された。テイラー受刑者はサンバナディーノ郡の裁判所で、レイプ、強盗、逮捕を免れるための人質立てこもりなど一連の凶悪犯罪で有罪判決を受け、終身刑で服役していた。

 終身刑に服している間、テイラー受刑者は看守を襲った罪でさらに2つの有罪判決を受けている。2019年、キングス・カウンティの裁判所では、ガスによる職員への加重暴行罪でさらに4年の懲役を言い渡され、その翌年、カーン郡の裁判所は、別の看守を襲った罪でテイラー受刑者にさらに懲役10年を言い渡した。

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