ロサンゼルス市、殺人件数20%減をアピール 「過去60年で最低のペース」に(7/11)

【ロサンゼルス9日】カレン・バス・ロサンゼルス市長は9日、2025年上半期の同市の殺人件数が20%減少し、過去60年間で最低となるペースにあると発表した。

 この発表は、ロサンゼルス市警がこのほど、11日から628日までの殺人件数が116件で、2024年の同時期の152件から減少したことを示すデータをもとに行われた。

 また、ロサンゼルス郡シェリフ局の発表でも、昨年は5月までに184件の殺人事件が発生したのに対し、今年は63件にとどまっている。

 ロサンゼルス市警のジム・マクドネル本部長は、強盗、加重暴行、強姦などの暴力犯罪を含め、市の犯罪全体も昨年減少していることを指摘。バス市長は、ギャング削減と青少年育成ゾーンやその他の暴力介入プログラムが殺人件数減少の原因であるとした。「GRYDゾーン(Gang Reduction & Youth Development Zone)」におけるギャング関連の殺人事件は、2024年には前年比45%減、2023年には56%減と激減している。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。