ポケモン×工芸展
― 美とわざの大発見 ―
ジャパン・ハウス ロサンゼルスで開催
70作品以上が集結
ハリウッドにあるジャパン・ハウス ロサンゼルス 2階ギャラリーにて、「ポケモン×工芸展 ― 美とわざの大発見 ―(英語タイトル:POKÉMON X KOGEI | Playful Encounters of Pokémon and Japanese Craft)」(以下、ポケモン×工芸展)が7月25日にスタート、2024年1月7日まで開催されている。
ポケモン×工芸展は今年3月から6月まで石川県の国立工芸館で開催され、アメリカでは初の公開。人間国宝から注目の若手まで日本を代表する20名のアーティストがポケモンに向き合い、作品を通してポケモンの世界観や、工芸の伝統美・可能性などを表現。展示は、ポケモンのフォルムやいでたちを細部までこだわり作品に命を吹き込んだ『すがた』、冒険や進化を創造する『ものがたり』、現在の生活にポケモンが溶けこんだ『くらし』の3部構成。漆工、陶磁、染織、金工など多種多様な工芸の素材や技法を駆使した70点以上の作品が並ぶ。
オープニングレセプションに出席した株式会社ポケモンの石原恒和社長は「私自身、大学時代からアートアンドクラフトとミクストメディアを専攻しずっと携わってきました。また、開発を続けているポケモンはビデオゲームであり、そこには音楽や絵がありアニメがある総合芸術だと思っています。そこから、いつかポケモンと工芸を繋げてみたいなと考えていました。ポケモンと工芸が出会うことにより、思いもよらない素晴らしい化学反応が感じられる作品展です。ポケモンが工芸の面白さを掘り起こし、また工芸がポケモンの面白さを掘り起こす相互の新たなアドベンチャーを、ぜひ皆様に体感していただけたらと思います」と話している。
【出品作家】
池田晃将、池本一三、今井完眞、植葉香澄、桂盛仁、桑田卓郎、小宮康義、城間栄市、須藤玲子、田口義明、田中信行、坪島悠貴、新實広記、林茂樹、葉山有樹、福田亨、桝本佳子、水橋さおり、満田晴穂、吉田泰一郎[五十音順]
開催期間:2023年7月25日~2024年1月7日
開館時間:平日11am~7pm・週末11am~8pm
入場料:無料
会場:ジャパン・ハウス ロサンゼルス 2階ギャラリー(6801 Hollywood Blvd. Level2 Los Angeles CA 90028)
www.japanhousela.com