「河川に近づかないで」嵐接近で消防署が警告 先週LA川で6人救助(3/21)

【ロサンゼルス20日】南カリフォルニアに再び新たな冬の嵐が到来することから、地元の消防署は、河川や鉄砲水に近づかないよう住民に警告している。

 ロサンゼルス消防署によると、水かさが増したロサンゼルス川で身動きが取れなくなった人などの救助が先週、6回にのぼった。同署のトーマス・ヘンズゲン署長は20日、「たった1フィートの流水でも1,000ポンドの重さを動かすことができ、車も簡単に流されてしまう」と、水難事故の恐ろしさを説明した。 

 ヘンズゲン署長によると、たとえ雨が降っていなくても、ここ数ヶ月間にこの地域を襲った度重なる嵐によって地元の川は大きな影響を受けており、ダムの中には容量が限られているために放水しなければならないものもある、と川の増水に警戒を呼びかけた。また、車内であっても危険を顧みず、浅い水の流れでも徒歩や車で渡らないよう訴えた。

 ロサンゼルス消防署では、新たな嵐に備えて4つの急流水救助チームを準備しているという。

 

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