NY市、マスクの義務化とワクチン証明提示の復活の可能性(5/12)

【ニューヨーク12日】ニューヨーク市は、Covidによる入院患者数が懸念されるレベルに上昇した場合、レストランやバーなどに行く際のマスク着用義務やワクチン接種状況の証明を復活させる可能性があると、同市の保健当局トップは述べた。

NY市では5月上旬、より感染力の強いオミクロンBA.2亜型の感染率が10万人あたり200人を超えたため、Covidの警戒レベルを低から中に引き上げた。当面の間、保健当局は住民に対して、屋内での自主的なマスク着用や集会前後の検査など、より一層の注意を呼びかけている。

入院患者数が人口10万人あたり10人に達するか、入院ベッドの稼働率が7日間平均で10%に達すると、NY市は厳戒態勢に入ることになるが、現在、入院患者数と病床占有率は上昇している。

アダムス市長は、Covid-19の感染が激減したため、3月初旬にレストランやその他の屋内会場でのワクチンチェックの義務付けを終了し、幼稚園から12年生までの公立学校の生徒に対するマスクの義務付けも解除した。5歳以下の子供には依然としてマスク着用が義務付けられているが、この義務付けは法廷闘争の対象になっている。米国では、幼児と未就学児が唯一、まだワクチン接種の対象になっていない年齢層として残っている。

 

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