気になる・・・中国の大学で大規模な学科再編 1万2000以上の専攻を廃止、AI・半導体など先端分野を強化(7/29)

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【ロサンゼルス29日】中国の大学で、教育内容の大規模な見直しが進んでいます。

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中国教育部のデータによると、2021年から2025年までの5年間で、大学の学士課程における専攻や学科プログラムのうち、1万2000件以上が廃止または学生募集停止となりました。

一方で、新たに設置された専攻も多く、AI(人工知能)、ロボット、半導体、デジタル経済分野などを中心に、約1万200件の新しいプログラムが開設されています。

背景にあるのは、世界的な技術競争への対応と、若者の雇用問題です。

中国では、都市部に住む16歳から24歳の若者(在学生を除く)の失業率が、2026年3月時点で16.9%に達しています。大学卒業者の就職環境が厳しくなる中、政府は産業界の需要に合った人材育成を急いでいます。

今回の大学改革では、特に一部の文系、芸術系、管理系の専攻が見直しの対象となっています。中国伝媒大学では昨年、翻訳や写真など16の専攻・プログラムについて、統合や募集停止、廃止が行われました。

その一方で、国が成長分野として位置付けるAI、半導体、ロボット、デジタル経済関連の教育に力を入れ、大学の人材育成を産業政策と連動させる動きが強まっています。

デジタル経済とは、情報通信技術(ICT)、クラウド、AI、ビッグデータなどを活用し、従来の産業や経済活動の仕組みを大きく変革する経済モデルを指します。

中国の大学改革は、単なる学科の整理ではなく、国が必要とする産業人材をどのように育成するかという国家戦略の一環と言えます。

アメリカでもAIや半導体分野への人材投資が進む中、中国の教育改革は、今後の世界的な技術競争や雇用市場の変化を考える上で注目される動きです。

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