アメリカで広がる「ドローン警察」  ロサンゼルスの警察が始めた“空飛ぶ警官”(7/27)

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【ロサンゼルス27日】アメリカの警察活動に、空から現場へ向かう新たな“ファーストレスポンダー”が加わっています。ロサンゼルス市警(LAPD)は現在、緊急通報を受けた際に警察官より先にドローンを現場へ派遣する試験プログラムを進めており、事件や事故の初期対応で活用しています。

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では、ロサンゼルスの警察はドローンをどのように使っているのでしょうか。

① 警察官より先に現場へ飛び、状況を確認

LAPDのドローンは、911通報などを受けると現場へ向かい、上空からリアルタイムで状況を確認します。例えば、犯罪現場や交通事故現場では、警察官が到着する前に「何が起きているのか」「危険があるのか」を把握するための“空の目”として機能します。

LAPDのジム・マクドネル署長によると、このプログラムではドローンが出動したケースのうち、約73%でパトロール警官より先に現場へ到着しているということです。障害物や渋滞の影響を受けにくく、迅速な情報収集が可能になる点が大きな特徴です。

② 危険な現場で警察官の安全を守る

ドローンは、容疑者がいる可能性のある場所や危険が予想される現場でも活用されています。

警察官がいきなり現場へ入る前に、ドローンが上空から映像を送り、周囲の状況を確認することで、対応する警察官や市民の安全確保につなげる狙いがあります。

③ 事故や救助活動でも活躍

ドローンは犯罪捜査だけでなく、事故現場や行方不明者の捜索などでも力を発揮しています。上空から広範囲を確認できるため、人の目だけでは発見が難しい場所の確認にも役立ちます。

アメリカで広がる「ドローン警察」の時代

これまで警察のドローン利用は、特殊な捜査や記録撮影が中心でした。しかし現在は、緊急通報に応じて現場へ向かう「Drone as First Responder(DFR)」という仕組みが広がっています。

一方で、空から市民を撮影することへのプライバシー懸念もあり、運用ルールや監視体制について議論も続いています。

空を飛ぶドローンが、パトカーの到着を待つのではなく、事件や事故の最前線へ向かう――。アメリカの警察現場では、テクノロジーを活用した新しい安全対策が始まっています。

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