YOSHIKI ハリウッドのチャイニーズ・シアターで手形・足形完成披露セレモニーに登場

Courtesy of YOSHIKI

1月9日、ハリウッドのTCLチャイニーズシアターにて、X JAPANのリーダーで音楽家の「YOSHIKI」さんの手形・足形の完成披露セレモニーが行われた。

存命しているアーティストが完成した刻印を披露するのは、極めて異例である。

セレモニーは一般にも公開され、多くのファンがお祝いに駆けつけた。中には、ロンドンから朝の4時にLAへ到着し、日の出前からシアター前に列を作った熱心なファンの姿もあった。スピーチの冒頭でYOSHIKIさんは、まず集まってくれたファンへの感謝を述べた。

その後、昨年9月に行われた刻印セレモニーからの約3ヶ月を振り返った。2ヶ月前には、ロンドンのロイヤルアルバートホール、ニューヨークのカーネギーホール、そしてここハリウッドのドルビーシアターなどでクラシックコンサートを成功させ、それは亡くなった両親とX JAPANのメンバーだったHIDEとTAIJIに捧げたものだったと語った。そしてそのワールドツアーが終わってすぐ、バンドメンバーのHEATHが亡くなった知らせを受けたと語り、未だにこの痛みをどう乗り越えてよいかわからないままでいると胸の内を明かした。

また、今年1月1日に発生した能登半島地震にも触れ、すでに1,000万円を日本赤十字社に寄付しているが、復興支援のため、自身が愛用しているクリスタルピアノをチャリティーオークションに出品し売上金額を寄付することを発表した。

YOSHIKIさんの手形・足形・埋め込まれたドラムスティックは、シアターを正面に見た左手に設置され、同エリアにあるトム・ハンクス、ケビン・コスナー、ジョニー・デップやロバート・デ・ニーロ、アル・パチーノらの手形・足形に囲まれている。

セレモニーでのYOSHIKIコメント(以下、日本語訳)

「僕の手は、時にもろく、時にとても力強くもあります。心も同じです。いろんな感情の嵐を体験してますが、ファンの皆が常に自分を支えてくれています。

僕の映画『YOSHIKI:UNDER THE SKY』のタイトルは、“たくさんの自分の大切な人たちが空の上(天国)に行ってしまったとしても、私はまだここにいる、自分たちはまだこの空の下で生きている”という意味が込められています。空の上にいる人たちのためにも、この命をとにかく一生懸命生きなければいけないと自分に言い聞かせています。旅立った大切な人たちのためにも生きようと頑張っています。

ここに来たら是非、あなたの手を、僕の手形に重ねてみてください。僕の手がそこまで大きくないことに気付くかもしれません。ただ、小さな手でも大きいことを成し遂げられる、誰かの夢を叶えることができる、そして人々に希望を与えることができるかもしれません。」

『YOSHIKI:UNDER THE SKY』は、全米では 3月にTVODで、5月にはAmazonプライム・ビデオで配信予定。

作曲家、ピアニスト、ロックドラマーであり、ロックグループ「X JAPAN」と「THE LAST ROCKSTARS」のリーダーである。米Consequence誌の「日本の歴史上最も影響力のあるミュージシャン、作曲家の一人」に選ばれ、米ビルボードは「音楽の革新者」と評した。米ゴールデングローブ賞の公式テーマソングを作曲するなど、ワールドワイドなプロジェクトを行っている。音楽活動だけでなく、着物ブランド「YOSHIKIMONO」のデザイナーとして、また日本人男性として初めて「VOGUE JAPAN」の表紙を飾るなど、ファッションアイコンとしても活躍。非営利公益団体であるYoshiki Foundation Americaの創設者でもあり、長年にわたり慈善活動に取り組んでいる。

YOSHIKI オフィシャルサイト:https://www.yoshiki.net/
YOSHIKI YouTubeチャンネル:https://www.youtube.com/yoshikiofficial
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YOSHIKI オフィシャルTwitter:https://twitter.com/YoshikiOfficial

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