【バーバンク20日】バーバンク郊外の住民たちは、市から倒木の危険性があるという100本以上の木を伐採すると通告されたことに不満を募らせている。
アレッポ・パインの木は、主にマグノリア・パーク地区のノース・ナイアガラ・ストリート沿いにあり、何十年もの間、通りに並木を作り日陰を提供してきた。
樹齢は約100年と推定されている。しかし、近年の干ばつ状況により、樹勢が不安定になり、すでに数本が倒れ、車や家屋、歩道に大きな被害をもたらしていると市は言う。
2月、南カリフォルニアの季節外れの暴風雨の中、数本の木が倒れ、車を押しつぶし、家屋に損害を与えた。
根が弱くなり、倒木の危険性があるため、市は、倒木して物的損害が拡大する前に、あるいはさらに悪化する前に、この木を伐採する必要があると判断した。
バーバンク・パーク&レクリエーション・ディレクターのマリサ・ガルシア氏は、この木を伐採するという決定は軽いものではなかったと語った。
KTLAに寄せた声明の中でガルシア氏は、この木は地域の安全のために伐採される必要があると述べた上で、これは気候変動によって都市林業が直面している問題の兆候であると付け加えた。