「Warner Bros. Studios」で43人コロナ感染 週3出勤義務化の直後(7/14)

【ロサンゼルス13日】ロサンゼルス郡内のコロナ感染の週平均が、デルタ株が流行した昨夏以来の高い数値を示す中、バーバンクの「Warner Bros. Studios」で、感染者数の急増が報告された。

 「Warner Bros. Studios」では12日時点で、43人の感染確定がロサンゼルス郡公衆衛生局に報告された。同スタジオは1ヶ月ほど前に、従業員に対し、週3日以上の出勤義務化を始めたばかりだった。

 スタジオでコロナ感染者の急増が報告されているのは、「Warner Bros. Studios」だけではなく、「Walt Disney Co.」と「Fox Sports」でも12日、それぞれ従業員6人と10人の感染が報告された。また、5月には「Lionsgate」でも21人の新規感染者が出ている。

 コロナ感染のレベルを示す米疾病対策センター(CDC)のレベルトラッカーで、ロサンゼルス郡は13日の時点では「中」レベルだが、このまま感染者が増え続ければ、「高」レベルに移行する見通し。「高」レベルが2週間続いた場合は、早くて7月29日にも、屋内マスク着用の義務化が復活する可能性が高い。

 郡公衆衛生局によると、コロナ感染による死者も増加傾向にある。

 特に職場でのコロナ感染増加に懸念を示す同局は、2週間に3件以上のコロナ新規感染が報告された場合、リモートワークに切り替えるなどの対策を奨励している。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。