【ロサンゼルス観光】LAの面白いエリアとビールのアル関係

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Vol.
16
LAの面白いエリアとビールのアル関係
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どうも皆さん、お久しブリューイング!ここ最近はちょっと暖かくなり、ビールがより美味しく感じるカリフォルニア日和が続きましたね。

 さて、先日のコラムのVol.14と15で”今LAで注目すべき街”チャイナタウンにあるブリュワリーを2つ紹介させて頂いたわけですが。今回はそれに関連して、LAの面白いエリアの移り変わりとブリュワリーのアル関係性についてお話します。

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本題に入る前に。皆さん、ウォーリーはさがせましたか?見つけた方から先に読み進めてください。 

 

 僕がアメリカに住んですぐクラフトビールの虜になり、ブリュワリー巡りを日課にしているとアル面白い事に気付きました。それは『5年の法則』。僕の実体験から基づく持論だ。

 

 ビールを造るために広いスペースを必要とするブリュワリーは、人々が土地を奪い合っている観光地ではなく、土地の余っている少し離れた郊外に構えるのが一般的。

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 『5年の法則』というのは、観光地とかけ離れた街にブリュワリーが1軒オープンし、その近所に2軒目ができると、5年後にはそのエリアが開発されて観光地化されていくというまさにシムシティ的な法則だ。

  

 そう、LAのヒップで面白いエリアの移り変わりと、ブリュワリーは大きく関係しているのだ。この法則は、コラムのVol.7Vol.8で紹介したダウンタウンのアーツ・ディストリクトからも分かるように、イングルウッド市、ホーソン市もこれに当てはまる。

 

 昔は治安の悪かったエリアが、たった5年の間に住む人種が変わり、新しいアパートが建ち並び、お金持ちエリアになっていくのがリアルなロサンゼルスの現状だ。

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 地域に根付いてクラフトビールを造ってくださるブルワーさんは、ただの美味しいビールを造る職人さんではない。お酒造りだけに留まらず、拠点とする地域を盛り上げ、更には街の発展をも手助けしてくれるのだ。

 

 僕がブリュワリー巡りに魅了された理由の一つはここにある。ぜひ皆さんも『え?こんな所?』って思うようなこれから発展していくエリアの変化と共に、地域に根付く美味しいローカルビールを堪能してみて下さい。

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 今日ご紹介させて頂いたのは、コラムのVol.5で紹介したイーロン・マスクの街・ホーソンにあるCommon Space Breweryです。クリスマスシーズンは、各ブリュワリーの個性あるツリーのデコレーションを見ているだけでも楽しかったです。

 

 この日は美味しそうなフードトラックが来ていたので、ビールと一緒に美味しい食事も楽しみました。

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 数年前までは決して治安が良いとは言えなかったホーソン市。ここはもうすでに開発されており、物価も高騰しています。数年後には皆さんが日常的に立ち寄るようなエリアになっているはずです。

 

 さぁ、皆さんも一緒にローカルビジネスをサポートしましょう。それでは酔い一日を。乾杯っ!

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(1/17/2021)

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とも蔵  TOMOZO      クラフトビール探検家

LAを拠点に著書やSNSなどでクラフトビールについて日々配信する、とも蔵さん。本業はグラフィックデザイナーで写真家。「クラフトビールはアート。ブリュワーさん一人ひとりがアーティストであり、彼らの世界観が描き出されているんです」
とも蔵さんのコンテンツ: https://linktr.ee/tomozobeer/
とも蔵さんYouTube: https://www.youtube.com/channel

▶︎らららインタビュー記事 「ロサンゼルスで暮らす人々:とも蔵」を読む

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