デング熱、人気旅行先で拡大 家族旅行でも注意呼びかけ(3/30)

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【ロサンゼルス30日】アメリカ疾病対策センター(CDC)は、世界各地の人気旅行先でデング熱の感染が広がっているとして注意を呼びかけている。対象となっているのは、モルディブやクック諸島、プエルトリコ、メキシコ、ブラジル、タイ、インドネシアなど、観光地としても人気の高い15か国以上である。

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デング熱は蚊に刺されることで感染するウイルス性の病気で、主に熱帯・亜熱帯地域に多く見られる。発症すると発熱や頭痛、関節や筋肉の痛み、吐き気、発疹などの症状が出るとされ、多くは数日から1週間ほどで回復する。

一方で、約20人に1人は重症化する可能性があり、出血や激しい腹痛、場合によっては命に関わるケースもあるとされている。

現在、デング熱に対する特効薬はなく、治療は安静や水分補給などの対症療法が中心となる。このため、専門家は「予防が最も重要」としている。

特に家族旅行では、子どもが蚊に刺されやすいため注意が必要である。虫よけスプレーの使用や、長袖・長ズボンの着用、網戸やエアコンのある部屋で過ごすことなどが有効とされている。また、自宅周辺でも水たまりなど蚊の発生源を減らすことが重要だという。

春休みや夏休みの旅行シーズンを前に、専門家は「楽しい旅行のためにも、基本的な感染対策を家族で確認しておくことが大切」と呼びかけている。

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