7月4日の連休に加州の340万人が旅行 渋滞最悪は2日夕方、ベガス行きFWY15(6/27)

【ロサンゼルス26日】「Automobile Club of Southern California(AAA)」は、7月4日の連休期間中に旅行する南カリフォルニアの住民は過去最高に近い340万人になるとの予想を発表した。これは、パンデミック前の2019年に記録した過去最高をわずか1%下回る。

 「AAA」によると、予想される旅行者数は昨年より4.4%増加している。旅行サービス担当のヘザー・フェリックス氏は、「2020年以降、旅行需要は着実に増加しており、今年の夏は記録的な数字になりそうだ」と声明で述べた。

 フェリックス氏によると、最も大きな今年の変化は、海外旅行への関心の高まりだそう。「旅行者は夢の”バケットリスト(死ぬまでに行きたい)”旅行を予約しているが、需要が高まっているため、事前に十分な計画を立てて信頼できる旅行アドバイザーと協力するように」とアドバイスする。

 「AAA」によると、7月4日の連休期間中、南カリフォルニアのおよそ270万人が自動車で旅行し、51万7,000人が飛行機で、25万3,000人がバス、電車、クルーズなどの他の手段で旅行すると予想されている。

 全米では、2019年の記録を上回る約5,100万人が旅行すると予想されている。

 今年は、7月4日の祝日が火曜日にあたるため、休暇旅行期間は6月30日の金曜日から7月4日までと定義される。南カリフォルニアの旅行者にとっては、ラスベガス、サンディエゴ、セントラルコースト、メキシコ、グランドキャニオンが人気の目的地となる見込み。

 交通分析会社「INRIX」によると、南カリフォルニアで連休中最悪の渋滞が予想されるのは、2日(日曜日)の夕方、ラスベガス方面に向かうフリーウェイ15号線。通常4時間のドライブが、ピーク時には6時間かかると予測される。

 「AAA」関係者は、南カリフォルニアのガソリン価格は昨年より1ガロンあたり約1.5ドル安くなっているが、それでも平均価格は7月4日の期間としては過去2番目に高い水準にあると指摘した。

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