LAXの新交通システムで電気爆発が4件発生!開業延期が続く「ピープルムーバー」に新たな問題(10/23)

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【ロサンゼルス23日】ロサンゼルス国際空港(LAX)で建設が進められている新交通システム「Automated People Mover(自動運転シャトル)」で、9月に計4件の電気爆発事故が発生していたことが明らかになった。開業延期が繰り返される中、新たな安全上の問題が浮上している。

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ABC7の調査報道によると、インフラ調査会社Infrataが作成した報告書で、9月23日に3カ所、25日に1カ所の計4カ所で「アーク爆発」と呼ばれる電気的な爆発現象が発生していたことが判明した。事故によって電力供給用のレールや車両を誘導する構造物が損傷したという。

アーク爆発とは、電気が本来の経路から外れて放電し、強い熱や光、爆発的なエネルギーを発生させる現象。鉄道技術に40年以上携わってきた専門家ティム・ボーチャーズ氏は、同様の事故が4件も発生することは極めて異例だと指摘。車両の運行中に発生した場合、火災につながる危険性もあると警告している。

一方、建設を担当するLINXSは、事故の影響は電力供給レールのごく一部に限られ、設置された電気システム自体に欠陥はないと説明。また、車両への損傷もなく、システムは設計通りに作動したとしている。

LAX当局によると、爆発の原因は現在も調査中だが、関連する損傷の修復は完了し、試験運転を再開している。空港側は、乗客を乗せる前に安全性と信頼性を確保することが最優先だと強調している。

ピープルムーバーは、空港ターミナルと駐車場、レンタカー施設、公共交通機関などを結ぶ全自動の交通システム。空港周辺の交通渋滞の緩和を目的として、2019年に計画が発表された。

総事業費は約33億ドルに上り、当初は2023年の開業を予定していたが、工事や技術的な問題によって延期を繰り返している。現在は2027年1月上旬の運行開始が見込まれているものの、さらに遅れる可能性も指摘されている。

2028年のロサンゼルスオリンピック「LA28」では、世界中から多くの観光客がLAXを利用することが予想される。 空港の利便性向上を担う重要な交通インフラだけに、安全性を確保したうえで予定通り開業できるのか、今後の動向に注目が集まっている。

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