ブラジル旅行に注意喚起 殺人・誘拐・強盗などの犯罪に警戒、飲み物への薬物混入も 米国務省(9/8)

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【ロサンゼルス8日】ブラジルを訪れるアメリカ人旅行者に対し、犯罪や誘拐などへの警戒を呼びかける渡航情報が更新された。

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米国務省は8月31日、ブラジルに対する渡航情報を更新。渡航警戒レベルはこれまでと同じ「レベル2(十分な注意を払う)」を維持しているものの、主な注意事項として「犯罪と誘拐」を挙げている。

同省によると、ブラジルでは都市部を中心に昼夜を問わず犯罪が発生しており、殺人、武装強盗、カージャックなどの被害が報告されている。

特に外国人旅行者が注意したいのが、バーやマッチングアプリなどを利用した犯罪だ。

当局は、犯罪者がバーやオンラインの出会いをきっかけに外国人に接近し、飲み物に鎮静剤などの薬物を入れたうえで、金品を奪うケースがあるとしている。特にリオデジャネイロでは、飲み物への薬物混入を伴う暴行事件に注意が必要だという。

ATMを利用した「短時間誘拐」にも注意

また、ブラジルでは「Express Kidnapping(短時間誘拐)」と呼ばれる犯罪も引き続き問題となっている。

これは、犯人が被害者を銃などで脅し、複数のATMから現金を引き出させたり、スマートフォンの銀行アプリを使って送金させたりする手口。現地住民だけでなく、外国人も被害に遭う可能性があるという。

身代金目的の誘拐でアメリカ人が狙われるケースはまれとされる一方、外国人が犯罪の対象となる可能性は残っている。

夜間のビーチや公共交通機関にも警戒

米国務省は旅行者に対し、周囲の状況に常に注意し、高価な服やアクセサリーなどを目立たせないことを推奨。

特に夜間は、ビーチ、バー、交通ターミナル、公共交通機関などで注意するよう呼びかけている。

また、知らない人から飲み物や食べ物を受け取らないこと、飲み物から目を離さないこと、オンラインの出会いを利用する際には詐欺にも注意することなどを勧めている。

公共バスについても、夜間は強盗や暴行のリスクが高まるとして警戒を呼びかけている。

ブラジルへの渡航警戒レベル自体は「レベル2」のままだが、米国務省は具体的な犯罪リスクを挙げ、旅行者に慎重な行動を求めている。

ブラジル旅行を予定している人は、観光地だけでなく、夜間の移動や飲食、ATMの利用、オンラインで知り合った人物との接触などにも十分な注意が必要となりそうだ。

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