【ロサンゼルス22日】休みの海水浴シーズンを迎え、カリフォルニアのビーチでは多くの家族連れが海を楽しんでいる。一方で、強い波や離岸流による事故が相次いでおり、海に入る際には十分な注意が必要である。
オレンジ郡のニューポートビーチでは、強い離岸流が発生し、多くの海水浴客が沖へ流される事態となった。ライフガードは多数の救助活動を行い、危険な海況の中で多くの人を救出した。
また、別の救助では、強い離岸流に巻き込まれた父親と子どもたちが救出されるなど、海の危険性が改めて浮き彫りになっている。
専門家は「離岸流は泳ぎが得意な人でも逆らうことが難しい」と注意を呼びかけている。夏休みに家族で海へ出かける際は、見えにくい危険を知っておくことが重要である。
危険な「離岸流」の見分け方
離岸流は、岸から沖へ向かって強く流れる海水の流れである。見た目では分かりにくいため、海に入る前の確認が大切である。
① 波が立っていない場所に注意
周囲では白い波が崩れているのに、一部分だけ波が少ない場所がある場合、その下で沖へ向かう流れが発生している可能性がある。
② 水の色が違う場所
周囲より暗く見える場所、茶色く濁った水が沖へ伸びている場所は、海底の砂や流れによって離岸流が発生していることがある。
③ 泡や海藻が沖へ流れている
波で打ち寄せられた泡、海藻、浮遊物が一定方向に沖へ移動している場合は注意が必要である。
④ 桟橋や防波堤付近
水の流れが集中しやすいため、離岸流が発生しやすい場所である。子ども連れの場合は特に避けたい場所である。
もし離岸流に流されたら
やってはいけないこと
岸へ向かって必死に泳ぎ続けること。
離岸流の流れに逆らうと、体力を急激に消耗し、パニックにつながる危険がある。
正しい対処方法
① まず落ち着く
慌てず、体を浮かせて呼吸を整える。
② 岸と平行に泳ぐ
離岸流は細長い流れであることが多いため、岸へ一直線に戻ろうとせず、左右どちらかへ泳いで流れから抜ける。
③ 流れを抜けたら岸へ戻る
波の方向を確認しながら、ゆっくり岸へ向かう。
④ 戻れない場合は助けを求める
手を大きく振るなどして周囲やライフガードに知らせ、無理に泳ぎ続けないことが重要である。
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