サンディエゴ動物園で最長寿141歳のガラパゴス・ゾウガメが死去(11/26)

【サンディエゴ25日】サンディエゴ動物園で20日、園内最長寿の141歳だったガラパゴス・ゾウガメの「グラマ」が死去した。
 園関係者によると、グラマは生息地で生まれ、好物のロメインレタスとサボテンの実を1世紀以上にわたり食べ続けた。

 このゾウガメがいつ園に来たかは正確には不明だが、動物園関係者によると、1928年か1931年にブロンクス動物園から、同園初のガラパゴス・ゾウガメのグループの一員として移ってきたという。141歳という年齢は推定。

 グラマは甘えん坊で人見知りの性格で、来園者を楽しませ続けた。二度の世界大戦と20人のアメリカ大統領の時代を生き抜いてきた
 飼育係たちは愛情を込めて彼女を「動物園の女王」と呼んでいた。動物園によると、高齢に伴う骨疾患が悪化していたという。
 多くの来園者がSNSで「幼い頃に初めてグラマに会った」「何年も経って自分の子供を連れて再訪できた」といった感想を寄せている。
 ガラパゴス・ゾウガメは野生では100年以上、飼育下ではそのほぼ2倍の寿命を持つ。

 知られている限りでは、最長寿のガラパゴス・ゾウガメは「ハリエット」と名付けられ、オーストラリア動物園で175歳まで生きた。同園によれば、1835年にガラパゴス諸島で捕獲された当時その大きさはディナープレートほどで、1830年頃に孵化したと推定され、2006年に死亡した。

 今年4月、フィラデルフィア動物園で初産となる約100歳のガラパゴス・ゾウガメの親から4匹の赤ちゃんが誕生し、同園史上初となった。また6月には、マイアミ動物園のガラパゴス・ゾウガメ「ゴリアテ」が135歳で初の子を授かった。

https://www.nbcsandiego.com/news/local/gramma-galapagos-tortoise-oldest-resident-san-diego-zoo-dies/3936589/

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。