サルモネラ菌汚染の可能性でキュウリをリコール カリフォルニア含む26州で販売(12/2)

【ロサンゼルス28日】アリゾナ州の農産物会社「SunFed」はこのほど、サルモネラ菌が含まれている可能性があるとして、カリフォルニアを含む26の州とカナダで流通しているキュウリのリコールを発表した。

 米食品医薬品局(FDA)が28日に提出した書類によると、リコールされたキュウリは10月12日から11月26日の間に販売されたもの。

 サルモネラ菌は幼児や高齢者、免疫力の低下した人に致命的な感染症を引き起こす可能性がある。

 リコール商品には、容器に生産者名の「SunFed」と書かれたシールが貼られている。「SunFed」は、リコールされたキュウリを廃棄するよう消費者に呼び掛けている。

 今年の初めには、フロリダ州の生産者2社が販売したキュウリに関連したサルモネラ菌の集団感染が発生し、31州とコロンビア特別区で少なくとも449人が発病した。米疾病対策センター(CDC)によれば、サルモネラ菌は毎年米国で約130万人の感染者、26,500人の入院者、420人の死亡者を出しており、そのほとんどは食品が原因となっている。

 リコール対象製品を購入した可能性のある消費者、または質問がある消費者は、SunFed社のリコール・ホットライン(888) 542-5849(月曜日から金曜日の午前8時から午後5時、米国山岳部時間)まで問い合わせを。

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