火災被害の10FWYが19日に開通 放火犯人の画像を公開(11/20)

【ロサンゼルス19日】火災による被害で11日から閉鎖されていたロサンゼルス・ダウンタウンのフリーウェイ10号線が19日の夕方に再開通した。当初、フリーウェイの修復には3週間から5週間かかると予想されていたが、予定より大幅に早い開通となった。

 19日の記者会見でニューサム加州知事は、修復工事にあたっている組合員による1万時間の労働の結果だと感謝を述べた。また、恒久的な補修や補強のため、断続的な車線閉鎖に加え、週末や夜間に臨時閉鎖が行なわれる可能性があると付け加えた。

 当面の修理には約300万ドルが使用されたが、これらの資金は連邦政府からの資金で賄われている。

 フリーウェイ10号線のAlameda StreetとSanta Fe Avenue間は、11日早朝に発生したパレット火災で大きな被害を受け通行止めになり、修復工事に3~5週間かかる見通しが14日に発表された。フリーウェイ10号線はI-5、U.S.101およびSR-60の各フリーウェイとも接続していることから、この部分の閉鎖は約30万人の通勤の足に影響を及ぼした。

 また、カルフォルニア州消防当局は18日、この火災の放火犯人と思われる男の画像を公開し、逮捕への情報提供を呼びかけた。同局によると、この男は30代と思われ、身長6フィートほど(約180センチ)、体重は170~190ポンド(70~80キロ)で黒髪。画像では、男は青いショートパンツ、黒いジャケット、黒いバックパック、緑のスカーフを身に着けており、右足の膝にニーブレースをつけている。同局はまた、容疑者が左足に目に見える火傷を負ったようだと述べた。容疑者に関する情報は、Cal Fireの放火ホットライン(1-800-468-4408)まで。 

※画像:CalFire

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