ディズニー傘下のチャンネル、料金問題でスペクトラム・ケーブルから撤退 ESPNは31日夜にカレッジフットボールの中継打ち切り(9/1)

【ロサンゼルス31日】カレッジ・フットボール・シーズンが開幕した31日の夕方、ESPN、ABC、その他のディズニー所有のチャンネルが、契約料をめぐる交渉決裂のため、スペクトラム・ケーブルから撤退し、物議を醸している。

 チャンネルは午後5時に停波となり、スペクトラムから顧客宛に、すぐに番組を復活させることを望んでいる、というメッセージが流れた。

 スペクトラムのウェブサイトに掲載された声明では、「われわれはディズニーに公正な取引を提案したが、彼らは過大な値上げを要求している。彼らはまた、番組パッケージの選択の幅を広げるために、私たちの能力を制限しようとしている。スペクトラムはあなたの味方であり、顧客の選択肢を守り、選択肢の最大化に努めながら、コストを抑えるために戦っている」と説明した。

 一方、ディズニーは独自の声明で、「提案されている料金は、市場原理によるものだ」と述べた。

 ロサンゼルスでは、ESPNの全チャンネル、フリーフォーム、FX、FXX、ナショナルジオグラフィックとともに、ABC7がスペクトラムで視聴できなくなった。

 ESPNが31日夜のカレッジフットボールの試合と全米オープンテニスの中継を放送し始めた矢先に、これらのチャンネルはスペクトラムからの放送を打ち切ったため、多くの視聴者がソーシャルメディアに怒りをぶつけた。

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