【ロサンゼルス25日】まもなく夏がやってくる。バケーションで遠出をしようと計画している人は多いだろうが、耳寄りな情報をお届けしたい。航空券は、旅行でもっとも高額になりがちだが、最安値の航空券を見つけ、それを保証するためのサービスが4月から始まっていることをご存知だろうか。
米Googleがアメリカ国内において、航空券検索サービス「Googleフライト」で価格保証の試験的なサービスを開始している。Googleフライトとは、航空券の価格を比較できるサイトのこと。具体的にいうと、そのGoogleフライトにおいてGoogleのアルゴリズムが最安値と判断した便に「Price guarantee(価格保証)」バッジを付与し、予約した航空券が出発までにさらに値下がりした場合、Googleが差額を支払うという画期的なサービスを始めているのだ。これを利用すれば、自分が予約したあとに価格が下落した際、払い過ぎを防ぐことができる。
航空券の料金は状況に応じて日々変動し、最安値で予約できるタイミングを見極めるのは非常に難しいのに加えて、旅行者自身がこまめに料金をチェックする労力と時間がかかり、取り直しの間に最安値ではなくなる可能性もあった。しかし、Googleが最安値を保証することで、ユーザーが安心して航空券を予約して旅行の計画に専念できるようになる。知っておいて損はない。
対象となるフライトを予約する際に、注意すべき点は以下。
- 対象フライトには価格保証バッジが表示されている。
- 価格差は5ドル以上でなければならない。
- 払い戻しは年間500ドルまでと決まっている。
- サービスは無料である。
- 現在のところ、米国発の国内線・国際線フライトに限られている。
- 18歳以上であること。
- 米ドルで航空券を検索すること。
- 米国内の住所と電話番号を持っていること。
デメリットとしては、最初にGoogle Payアプリをダウンロードする必要があるということだ。対象運賃が払い戻しの対象となった場合、Googleから払い戻し額を記載したメールか通知が届き、フライトが出発してから48時間以内にあなたは料金の払い戻しを受けることができる。航空券を賢くとってみてはいかがだろうか。