旅行者急増の独立記念日週末、フライト・キャンセル相次ぐ(6/30)

【ロサンゼルス30日】旅行者が急増する独立記念日の週末を目前に、引き続き飛行機のフライト・キャンセルが相次いでいる。

 ロサンゼルス国際空港(LAX)では、来週にかけて毎日11万5,000人もの旅行客が空港を利用すると予測されるが、30日午後3時の時点で、LAXでは33件の飛行機の遅れと、19件のフライト・キャンセルが報告されている。

 フライトのキャンセルと遅れの要因は、パンデミックで多くが離職したためのスタッフ不足。LAX側は、空港までの渋滞をオンラインで事前に確認し、駐車場の事前予約、航空会社からの最新の連絡確認などを怠らないよう、利用客に呼び掛けている。

 また、LAXでは30日、デルタ航空の非番のパイロットが労働条件の改善を求めてピケを張り、航空会社との契約交渉の遅れに抗議した。パイロットらは、賃金引き上げや、フライト・キャンセルの影響を軽減するためのスケジュール変更などを求めている。

 LAXのターミナルエリアの交通状況は、 Twitter(@FlyLAXstats)で確認できる。また、空港駐車場の事前予約をparking.flylax.comで行うよう促している。

 「オートクラブ」によると、この独立記念日の週末、全米で4,800万人が旅行すると予測され、ガソリン価格の高騰にもかかわらず、旅行者の大半は車で移動するという。

 また、「AAA」によると、南カリフォルニアの330万人が車で旅行し、42万6,000人が飛行機で移動する予定。また、約16万8,000人がバス、電車、クルーズ船などのその他手段で旅行する見通しだという。

 

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