高齢者狙ったSMS詐欺でロサンゼルス郡の2人が有罪 不安や孤立につけ込む巧妙な手口に周囲が注意を!(5/13)

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【ロサンゼルス12日】高齢者を標的に、テキストメッセージで現金の支払いを要求するいわゆる「SMS詐欺」事件で12日、ロサンゼルス郡の2人が高齢の男性から2万5000ドルをだまし取った罪で有罪を認めた。
 有罪を認めたのはヤンウェン・グ被告(40)とシャオフア・サン被告(39)で、本件を起訴したベンチュラ郡地方検察局によると、司法取引の一環として、2人は、最長4年の禁錮刑に加え、2年間の保護観察処分を受ける見通し。サン被告は、司法取引の一環として2万5000ドルを没収された。
 検察当局は、「こうした詐欺は、高齢者の不安や孤立につけ込むように仕組まれており、誰にでも起こり得る。家族や近所の知人、介護者には、地域の高齢者の安否を定期的に確認し、決して金銭を渡さないよう注意喚起してもらいたい」と協力を呼びかけた。
 この詐欺事件は3月18日、地元の高齢男性がクレジットカードに350ドルの請求があったことを確認するよう求めるテキストメッセージを受け取ったことから明るみになった。検察当局によると、そのメッセージには、高齢者が「直ちに」電話をかけるべき電話番号が記載されていた。
 被害者と電話で話している最中、容疑者の1人は、この高齢者の信用組合の口座がカナダでの児童性的虐待関連資料と関連付けられていると告げた。その後、被害者は別の番号に電話するよう指示され、そこで2万5000ドルの現金を引き出し、ベンチュラ市で覆面警官と会うよう指示された。捜査当局によると、被害者は覆面警官に現金を手渡したが、その夜遅くに詐欺に遭ったことに気づいたという。
 この高齢男性は、ベンチュラ警察署に被害届を提出した。男性被害者が刑事と話をしている最中、同じ犯人から再び連絡があり、さらに5万ドルの支払いを要求された。
 警察はおとり捜査を行い、グ被告が数万ドル相当の金を受け取ったところで逮捕した。刑事たちは、見張り役を務めていたサン被告も逮捕した。
 ベンチュラ警察のデビッド・ディッキー署長は、「こうした詐欺は極めて巧妙で、高齢者を標的とするケースが多く見られる。こうした手口について家族らと話し合い、不審な状況や活動があれば直ちに通報してほしい」と呼びかけた。

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