脳損傷の訴訟受け、マジック・マウンテンが「X2」の運行終了を発表(9/29)

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【ロサンゼルス29日】乗った後に脳を損傷したとして複数の訴訟が起きていたジェットコースター「X2」について、シックス・フラッグス・マジック・マウンテンは29日、運行を永久に終了すると発表した。
 マジック・マウンテンのブライアン・オーディング社長は声明を出し、約20年にわたる運行を経てこのジェットコースターを引退させることを決定したと述べた。オーディング社長は、「2008年のオープン以来、X2は1,600万人以上の来場者を迎え、ジェットコースター愛好家の間で熱烈な支持を集めてきた。私たちは、『X2』がジェットコースター愛好家の間で特別な存在であることを認識しており、運営期間を通じてその運転とメンテナンスに携わったスタッフに感謝している」と述べた。

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 同氏はさらに、このジェットコースターは一貫して安全検査に合格していたものの、「それが正しい判断である」と考えたため、運行を終了することを決定したと付け加えた。「アトラクションの安全性は当社の事業の基盤であり、お客様の信頼が損なわれていると認識した場合は、それを真摯に受け止める」と述べた。

 このジェットコースターの運休は、100人以上の乗客が脳損傷を負ったとする報告や訴訟を受けての措置。一部の訴訟において原告の一部を代理している法律事務所「ドーディック法律事務所」は、シックス・フラッグスによる「X2」の運休決定は遅すぎたとの見解を示した。

 同法律事務所は声明で、「われわれの依頼人にとって、この決定は遅すぎる。彼らはスリルを期待して『X2』に乗ったのだ。しかし、その結果、彼らは壊滅的な脳損傷を負って降りることになった。中には緊急の脳手術を必要とした人もいれば、今も以前の生活を取り戻すために闘い続けている人もいる」と説明した。

 同法律事務所はさらに、「X2」が原因だと考える怪我を負ったと主張する何百人もの人々から連絡を受けていると付け加えた。同法律事務所は、「アトラクションの閉鎖は将来の利用客を守るものであり、我々はそれを歓迎する。しかし、すでに被害を受けた人々にとっては何の救いにもならない」と批判した。

 「X2」をめぐる訴訟を担当する弁護士は、訴訟がアトラクションの設計に疑問を投げかけていると述べ、シックス・フラッグス社とアトラクションの製造元であるS&S Worldwide社が、時代遅れの試験・保守方法を用いていたと主張した。

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