駐車場ファッションランウェイ開催宣言

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テリー伊藤
演出家。1949年、東京都出身。数々のヒット番組やCMなどを手掛け、現在はテレビやラジオの出演、執筆業などマルチに活躍中。

Instagram: @terry_itoh

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金沢MROラジオで放送している「テリー伊藤の暗がり坂カフェ」のゲストに、地元で活躍しているスタイリスト高村純子さんが来てくれた。話は盛り上がったのだが、最後に「ところで地元金沢の皆さんのファッション感覚はどうですか。」と質問をすると、今まで笑顔だった純子さんの顔が曇った。しばしの沈黙の後ゆっくり話出す。「実は8割位の市民のファッションがつまらないんです。おしゃれになっていない。普段着すぎるのです。」と。

金沢は車が無いと何処にも行けないため、自宅を出て、コンビニ、スーパーマーケット、ファミレス、病院など日常生活全て車移動。そのため他人の目を気にしないで日常生活が送れる。そうなるとファッションも完全に無防備状態に。ルームウェアや使い込んだジャージの上下で何のためらいも無く1日中過ごしてしまう。周りも同じ様な環境なので違和感なくどんどん鈍感になっていく。緊張感がなくなる。

都会なら、電車、地下鉄、バスなど公共機関を使用すれば人目もあるし、まさかパジャマみたいな格好で乗るわけにはいかない。これって地方都市あるあるかも。 北海道から沖縄まで全ての街ですでに起きている現象では。これはまずい。日本のファッションIQが低下の一途をたどってしまう。車社会になると人に見られる時間が減る。人に見られなくなると服を選ぶ理由が減る。「ファッションの無観客化」になってしまう。新型コロナ感染騒動の時、東京オリンピック、プロ野球、大相撲のなどの無観客試合を見た時、何と虚しかった事か。選手ももどかしさを感じた。観客の声援があってこそ選手は実力以上の力が出るはず。ファッションも同じ。誰かに見られるからお洒落が生まれる。

そこで提案。「車で着るファションショー」の開催!ショピングモールやスーパーマーケットの駐車場をランウェイにして「楽ちんだけどちょっと素敵」を演出したい。車から降りてそのまま25メートルを歩き「今日のお買い物スタイル」を見せる。モデルは主婦、ご主人、会社員、学生、70代、80代の一般の方々が嬉しい。「運転が疲れない」「シワにならない」「そのまま素敵なレストランにも行ける」をテーマに、最終的な目標として「再び金沢の人に、見られる楽しさを感じて貰う」。入賞者にはモールのお買物券が贈呈される。オシャレって大切です。楽しくなるしウキウキ気分になれる。金沢は天候が悪い日が多いので、そんな時ほどカラフルファッションで気持ちを明るく高めたい。駐車場ランウェイ開催しますよ!

 

 

(9/2/2026)

 

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