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再生医療「PRP療法」とは
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Health Advantage Physical Medicine
626-798-7805
https://www.health-advantage.net/
再生治療、リハビリテーション、カイロプラクティック、鍼灸、マッサージ。
■質問にお答え頂いた方 吉田美和先生
以前このコラムで再生医療の「ステムセル治療」についてお話しましたが、今回は同じく再生医療の「PRP療法」についてご紹介します。
PRPとは、Platelet Rich Plasma：プレートレットリッチプラズマ（多血小板血漿）の略です。治療の方法を簡潔に説明すると、まず患者さんご本人の血液を採取し、血小板を関節や筋肉に注入するという、工程としては至ってシンプルな方法です。
アメリカはもちろん世界的に注目されており、NBAのバスケットボールプレーヤーやメジャーリーガー、プロゴルファーなど世界トップのスター選手はもちろん、多くのアスリートの方々が怪我をした際に使う治療としても知られています。この治療の大きなメリットは、自分自身の血液を使用するため拒絶反応を起こすことなく安全であること。また、治癒力も高めるため早く治るのが、優れた点でもあります。
PRP療法（Platelet Rich Plasma:プレートレットリッチプラズマ、多血小板血漿）：血液に含まれる濃縮した血小板を含んだ血漿を（多血小板血漿）を治療部に用いる再生医療の一つ。 多血小板血漿=多くの血小板を含んだ血漿
自然治癒力を生かした「PRP療法」
「PRP療法」は、もともと人間が持っている自然治癒力や体の仕組みを最大限に利用した治療法です。人間の脳には、炎症を起こした部分をターゲットにして、その炎症を一生懸命に直そうと、炎症を抑える物質をその部分に送る働きがあります。それは若い人だけではなく何歳になっても、脳には、「悪いところを直そう」という力が備わっています。そういった脳の働きを活用した治療なのです。
当院に来られる患者さんの中でも、長年の体の痛みを改善したいと様々な治療をしてみたが効き目がなかったという方でも、このPRPには体がうまく反応して痛みがまったくなくなったというケースもあります。ステロイド治療を何回か受けたが治らなかった人でもPRPは効果を発揮した方もいます。また、長い間ひどい五十肩で苦しんでいた方でも、短い期間で回復して肩を使う運動もできるようになったと、喜びの声をいただきます。
治療のメリット
●自分自身の血液から抽出する血小板を使用するので、アレルギー反応が起こりにくい
●手術をしないので、体への負担や痕が残りにくい
●実施した後も通常の生活が可能
●施術のために入院する必要がない
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こんな方におすすめ
●慢性的な膝・肩・腰などの痛みのある人
●様々な治療を受けたが効果がなかった人
●怪我をしたが早く復帰したいスポーツ選手
●薬のアレルギーがあるので、治療が難しい人 など
PRP療法の費用は、ステムセル治療より約半分に抑えられるという魅力もあります。費用を比較しつつ、自分にはPRPがよいのかそれともステムセル治療の方が合っているのか検討する方もおられます。当院では、患者さんお一人おひとりの治療法を決めていく上で、まずはレントゲン検査やMRIなどの検査をきちんと行い、この治療が本当にその人に合うのか、効果を発揮するのかを見極めて治療を進めていきます。また、効果が現れるまでの期間や効果が続く期間にも個人差があります。まずは専門家にご相談ください。
(6/14/2022)
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