佐藤弥生: 日本のスポーツビジネス・産業 ”拡大のキーポイント”とは

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佐藤弥生
Yayoi Sato

スポーツビジネスコンサルタント

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2002年ロサンゼルスに移住。ドジャースに1シーズン勤めた後、香港ディズニーランド建設プロジェクトに参加。帰米後、オンラインゲームの日本語ローカライズ会社の立ち上げなどを経て、2008年ドジャース復帰。2019年退職し独立、スポーツビジネスコンサルタントとして活動中。パシフィックリーグマーケティング(株)海外事業開発ディレクターも務める。

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「デジタル技術を活用し生活やビジネスをより良いものに変革すること」を指すデジタルトランスフォーメーション(DX)。欧米を中心にスポーツ業界全般でDXを用いたビジネス拡大が急速に進められる中、今年『DX時代のスポーツビジネス・ロー入門』(中央経済社)が出版された。この本の監修を担当したのが、元ロサンゼルス・ドジャース職員の佐藤弥生さんだ。  

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ドジャースではアジア人選手のスカウトや育成などのベースボールオペレーション業務や、スポンサーシップのセールスやイベント企画など、幅広く従事した佐藤さん。13年間勤めたドジャースを2019年のシーズン終了後に退職、独立してスポーツビジネスのコンサルタントとしての活動を開始。自身初となる書籍の監修は、独立後の初挑戦でもあり、今後の展開への転機となったという。  

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「パンデミックによって、スポーツの『社会の縮図』としての側面や、スポーツが持つ影響力が改めてクローズアップされると同時に、DX、スポーツビジネスの可能性もさらに広がっています。『DXと法律』は日本のスポーツ産業を発展させるためのキーポイントですので、今後DXビジネスを展開するにあたっての法的課題を概説しています」  

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監修した『DX時代のスポーツビジネス・ロー入門』(中央経済社)の出版イベントで、昨年12月に2年ぶりに日本へ。写真右は編著者で弁護士の稲垣弘則氏。https://www.biz-book.jp/isbn/ 

今年1月には、日本の民間企業30社が参画し「スポーツエコシステム推進協議会」が発足、佐藤さんはアドバイザリーボードメンバーの一人に就任した。協議会では、スポーツベッティングやファンタジースポーツ、ファントークンなど様々なDX事業により新たな収入源を獲得している海外のスポーツ産業の取り組みやアイデアを取り入れながら、日本のスポーツ業界の収益向上と、そこから社会全般の課題解決を実現するエコシステムづくりを目指す。  

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佐藤さんは、日本のプロ野球パ・リーグ6球団の合弁会社であるパシフィックリーグマーケティング株式会社(PLM)の海外事業開発ディレクターとして、アメリカでのデジタル放映権販売や、MLBをはじめメジャースポーツリーグやチームへの営業活動にも力を注ぐ。  

 

「パ・リーグの主催試合を、FTFというスポーツチャンネルやRokuなどのプラットフォームで無料で視聴できます。英語実況付きですので、英語スピーカーの方にも勧めて、大谷選手や多くの日本人大リーガーを輩出した日本の野球を広めていただけたら嬉しいです」と話す。「ドジャースでの経験から、営業では、モノやサービスを売るだけではなく、いかに自分自身も売り込むことができるかが重要であるかを学びました。様々な仕事を通して自分のキャパシティを広げてこられたこと、そして培ったネットワークが、私にとってかけがえのない財産です」。

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3/23、加州倫理法人会「経営者モーニングセミナー」で講演 日本からアメリカへ来た佐藤さんの、これまでのキャリアや人生へのスタンス、何を信条としてきたかなどを様々なエピソードを交えて紹介する。参加申込みはこちらから。

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(3/11/2022)

 

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