「家で治療できるようになる」メルク社、抗COVID薬の承認を米国FDAに要請(10/12)

【ニューヨーク12日】製薬会社のメルク社は10/11(月)、COVID-19の治療薬の認可を米国の規制当局に求めた。この薬が米国食品医薬品局(FDA)で承認されれば、COVID-19の治療薬としては初めてのものとなる。

治療薬を自宅で服用して症状を軽減し、回復を早めることができれば、医療の逼迫を改善、また回避でき、医療システムの整っていない国々での流行も抑えることができるという画期的な効果が期待できる。また、薬による治療と、主にワクチン接種による予防という、パンデミックに対する2つのアプローチが強化されることになる。

メルク社は、この薬を投与された患者と、ダミーの薬を投与された試験グループの間で副作用は同様であったとしているが、どのような問題が報告されたかをメルク社は公表しておらず、これはFDAの審査の重要な部分となるとみられる。

 ファイザー社やロシュ社など、他の数社も同様の薬剤を研究しており、今後数週間から数ヶ月の間に結果が報告される予定だとしている。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。