【ワシントン27日】連邦政府からの第4次刺激策の小切手は期待できないかもしれないが、各州は独自にアメリカン・レスキュー・プランと呼ばれる景気刺激策の一環として、最も必要としていると思われる人々に小切手を配布し始めている。
●カリフォルニア州:年収7万5,000ドルまでの受領資格のある住民に600ドル。扶養家族のいる家庭には追加で500ドルが支給される。
●コロラド州:2020年3月15日から10月24日までの間に少なくとも1回の失業手当を受け取った人に375ドルを提供。しかし失業手当を基本週500ドル以上受け取る資格のある者は対象外であるとCPR
Newsは報じている。
●メリーランド州:失業給付に対する州・地方税をすべて廃止し、緊急景気刺激策として世帯に500ドル、所得税額控除を申請した個人に300ドルの支払いを予定。
●ニューメキシコ州:州の景気刺激策により、連邦政府の刺激策を受けられない州民に500万ドルが分配されることになったと、KRQEは伝えている。
●ニューヨーク州:連邦政府の景気刺激策を請求できない非正規雇用者のために21億ドルの基金を創設した。資格を得るためには、同州の住民であり、2020年の収入が26,208ドル以下であることが条件となる。
●フロリダ州:大多数の教師と管理者に1,000ドルの小切手が送られたが、デサンティス知事が一部の教育者への提供を省いたことで論争が継続中となっている。
●ジョージア州:フルタイム教師と管理者に1,000ドル、パートタイム教師には500ドルの小切手を支給する予定で、幼稚園の教育者にも支給計画が進んでいる。
●ミシガン州:年初に500ドルの危険手当ボーナスを教員に支給した。
●テネシー州:フルタイム教師に危険手当ボーナスとして1,000ドル、パートタイム教師には500ドルの小切手を発行し、対象者は年内に受け取ることになる。
●テキサス州:フォートワースとアーリントンでは、地区の全職員の給与を4%増額する。また、デントンとマンスファイルの教師は2%の昇給となる。その上、デントンでは、500ドルのボーナスが教師に支給され、アービングでは、9月に教室に戻った職員に2,000ドルが支給される。