LAで蚊が大量発生? エルニーニョが招く“秋の蚊”に注意(10/12)

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【ロサンゼルス12日】

高温多湿の気候で繁殖環境が拡大 当局が水たまり対策や虫よけ使用を呼びかけ

ロサンゼルス郡でこの秋、蚊の活動が活発化しており、住民の間で注意が呼びかけられている。背景には、夏の高温多湿な気候に加え、エルニーニョ現象による雨や湿度の上昇が影響しているとみられている。

専門家によると、エルニーニョの気象パターンは南カリフォルニアに熱帯性の湿った空気や雨、そして高い湿度をもたらす傾向がある。 また、気温の上昇は蚊の幼虫の成長を早め、成虫になるまでの期間を短縮することで、蚊の個体数増加につながるという。

雨や嵐によって屋外の容器や植木鉢などに水がたまると、蚊にとって理想的な繁殖場所となる。

保健当局は、蚊の発生を防ぐ最も効果的な方法として「たまった水を取り除くこと」を推奨している。また、屋外では長袖や長ズボンを着用し、DEET(ディート)を含む虫よけ剤を使用するよう呼びかけている。

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ウエストナイルウイルス感染者が大幅増加

ロサンゼルス郡公衆衛生局によると、今年に入ってから郡内ではウエストナイルウイルス感染者が200人以上確認され、10人が死亡している。

前年は感染者22人、死亡者2人だったことから、今年は大幅な増加となっている。

ウエストナイルウイルスは、感染した蚊に刺されることで人に広がる。保健当局によると、感染者の約5人に1人が何らかの症状を発症する可能性があるという。

症状としては、発熱、頭痛、体の痛み、吐き気、発疹などがあり、数日から数カ月続く場合がある。

多くの場合は軽症で済むものの、感染者約150人に1人は入院が必要になる可能性がある。重症化すると、高熱、筋力低下、首の硬直、昏睡、麻痺、さらには死亡に至るケースもあるという。

住民に求められる蚊対策

当局は、家庭周辺で蚊が繁殖しないよう、以下の対策を呼びかけている。

  • バケツ、植木鉢の受け皿、プール用品などに水をためない
  • 屋外の水たまりを定期的に確認する
  • 外出時は肌の露出を減らす
  • 虫よけ剤を使用する

エルニーニョによる暖かく湿った気候が続く中、ロサンゼルス郡では今後も蚊の活動が活発になる可能性があり、住民には早めの予防対策が求められている。

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