今夜、空から大きな音が聞こえるかも SpaceXロケットで南カリフォルニアにソニックブーム(10/9)

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【ロサンゼルス9日】

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バンデンバーグ宇宙軍基地から午前0時39分打ち上げ予定 沿岸地域の住民に注意呼びかけ

南カリフォルニアの一部地域で、深夜に大きな爆発音のような音が聞こえる可能性があり、住民の間で注目が集まっている。原因として考えられているのは、スペースX(SpaceX)のファルコン9ロケット打ち上げだ。

スペースXは、カリフォルニア州サンタバーバラ郡のバンデンバーグ宇宙軍基地から、ファルコン9ロケットを金曜日が終わった直後の土曜日午前0時39分(現地時間)に打ち上げる予定だ。

今回のミッションが特に注目されている理由は、ロケットの第1段ブースターが海上の無人船ではなく、基地内の陸上着陸地点「Landing Zone 4」に戻る計画となっているためだ。

スペースXによると、打ち上げから約8分後の午前0時47分頃、第1段ブースターが地上へ帰還する予定で、その際に「ソニックブーム」と呼ばれる衝撃音が発生する可能性がある。

影響が予想される地域は、サンタバーバラ郡、サンルイスオビスポ郡、ベンチュラ郡など。聞こえる音の大きさや範囲は、天候や大気条件によって変化するという。

ソニックブームとは、物体が音速を超えて移動する際に発生する衝撃波が地上に届くことで生じる、雷鳴のような突然の大きな音のこと。今回のようなロケットの帰還時には、減速や降下の過程で発生する可能性がある。

スペースXはバンデンバーグ宇宙軍基地から頻繁にロケットを打ち上げているが、ファルコン9の第1段ブースターの多くは太平洋上の無人船へ着陸している。今回のように陸上へ戻る方式では、周辺地域で音が確認される可能性が高くなる。

今回のロケットは、宇宙開発庁(Space Development Agency)の「Tranche 1データ輸送ミッション」の衛星を搭載する。この計画は、低軌道上に軍用衛星通信ネットワークを構築する取り組みの一環となっている。

打ち上げは当初の予定から複数回延期されており、10月5日以降、過去3回の打ち上げ試行が中止されていた。

また、今回の打ち上げを皮切りに、カリフォルニア沿岸ではスペースXの打ち上げが続く予定だ。同社は10月12日(月)午後4時から8時の間にも、バンデンバーグ宇宙軍基地からファルコン9を打ち上げ、27基のスターリンク衛星を低軌道へ投入する計画を発表している。

深夜の打ち上げとなるため、夕暮れ時の打ち上げで見られることがある幻想的な光の現象「スペースジェリーフィッシュ」は今回は期待できないという。ただし、雲量や大気条件によってはロケットの姿を確認できる可能性がある。

なお、今回の打ち上げが延期された場合、予備日は日曜日午前0時32分に設定されている。

スペースXは打ち上げの約10分前から公式ウェブサイトでライブ配信を行う予定だ。

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