ハリウッド・ボウルが未来の音響ステージへ 「どの席でも最高の音」を目指す新時代のサウンド(7/7)

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【ロサンゼルス7日】ロサンゼルスを代表する野外音楽会場、Hollywood Bowlが、大きな音響革命の時を迎えている。

約100年にわたり世界中の音楽ファンを魅了してきた歴史あるステージに、最新のスピーカー技術と人工知能(AI)を活用した新たな音響システムが導入され、観客一人ひとりによりクリアで迫力あるサウンドを届ける取り組みが始まった。

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「どの席でも最高の音」を目指す新時代のサウンド

今回導入されたのは、フランスの音響メーカーL-Acousticsが開発した最新鋭の音響システム「L1」。従来の大型スピーカーシステムを進化させ、会場の隅々まで均一で自然な音を届けることを目指している。

屋外会場では、座席の位置や風向きによって音の聞こえ方に差が出やすいという課題があった。しかし、新システムでは音の広がりを精密に制御し、ステージ近くの観客だけでなく、後方の席でも迫力ある演奏を楽しめる環境を実現するという。

AIがボーカルを守るー雑音を抑える新技術

さらに注目されているのが、AIを活用したボーカル処理技術「Source Intelligence」だ。

ライブ会場では、楽器音やステージ上の反響音がボーカルに影響することがあるが、この技術は機械学習を利用して歌声を識別し、不要なノイズをリアルタイムで低減する。これにより、ボーカルがより鮮明に観客へ届くことが期待されている。

伝統を守りながら、未来へ進むハリウッド・ボウル

1922年に誕生したハリウッド・ボウルは、これまで数多くの伝説的アーティストやオーケストラの舞台となってきたロサンゼルスの文化的シンボルだ。

今回のアップグレードは、単なる設備交換ではない。長い歴史を持つ会場が、最新技術によって次世代の音楽体験へ進化するための大きな一歩となる。

星空の下で楽しむコンサートというハリウッド・ボウルの魅力はそのままに、これからは「どの席に座っても、最高の音に包まれる」新しい時代が始まろうとしている。

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