現役警察官 YURIのつぶやき

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

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Vol.20

 

もうすぐハロウィンですね🎃 アメリカでは過去にハロウィンのパーティーにてシューティング事件が何度も起こっているのはご存知でしょうか。今年もすでにWhittierにて行われたハロウィンパーティーで銃を持った男が発砲し、10代の若者が被害に遭っています。

 

子ども達はお菓子をもらうために、仮装して民家を回るのを楽しみにしていますよね。
警察官の私目線で、その際の注意点をお伝えします。

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[TRICK OR TREATで民家を回る際の注意点]

① 交通事故や誘拐を防ぐために、子供に懐中電灯やGlow Stickを持たせましょう。コスチュームが光るように工夫するのもいいですね。動くと音が鳴る衣装にするのもおすすめです。

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②小さいお子さんには必ず同行しましょう。近所の子ども達を一人の大人がまとめて連れ歩くことが多いですが、実際に、数人の子ども達の安全確保を一人でするのは非常に難しいことです。

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地域の安全性を下調べしましょう。アメリカではインターネットでSex Offender(過去に性的犯罪を犯したことのある人物)のリストを調べることが可能です(nsopw.gov)。地図上で安全な地域とそうでない地域の判断ができますので、活用しましょう。

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[貰ってきたお菓子について]

手作りのお菓子を食べるのは避けましょう。過去に、お菓子の中に麻薬が入っていたケースも沢山あります。小さいお子さんとは、親に許可を得るまで食べてはいけないというルールを作りましょう。中高生の子ども達には、手作りのものがなぜ危ないのかを、きちんと説明するといいと思います。

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安全に楽しいハロウィンを過ごしてください!!不審者が居たら迷わず911してくださいね。

HAPPY HALLOWEEN!!! 

 

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プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指す。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍ら、インスタグラムなどのSNSを通して、事件現場の生の情報発信、ファンとの情報交換、交流を積極的に行う。LAのリアルを発信し続け、アメリカのみならず日本からも注目されている。

インスタグラム:@1114lajpn
らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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(10/29/2021)

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