現役警察官 YURIのつぶやき

犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

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Vol.15

 

私の大切な同僚が9月14日に殺害されました。ムードメーカーだった彼の存在が、ある日突然消え、警察署は悲しみに包まれています。

 

私は職業上、数え切れないほどのお葬式に参加しています。慣れることは決してなく、出席する度に心が引き裂かれる思いになります。涙を隠すことばかり上達していく気がします・・・。

 

この場を借りて命の尊さと儚さについてお話ししたい!

命とは “一瞬にして消えてしまうもの” であることを、皆様が再確認してくれることを心から願います。あなたのために日々休む事なく動いてくれている心臓、止まることのない呼吸を思うと、生きている事が奇跡である様に感じるはずです。

 

一定の時間停止してしまった心臓は動き出すことはありません。自分が呼吸をしていること、愛する人が幸せに暮らしていること、喜怒哀楽を感じられることが本当は奇跡なのではないかと思います。そこに気がつくことができたら、大切な人へ愛や感謝の気持ちを表し、悔いのない日々を過ごしてください。

 

先日、命を落とされた彼はまだこの世に居たかったと思います。子供の成長を見たかったことでしょう。でも一瞬にしてその命は奪われました。皆様が今、目の前にあるチャンスをしっかり握りしめて、生きる喜びを絶対に忘れないように歩むことが、私の大好きな同僚のためにもなります。

 

大切な人には、沢山ありがとうって言って、ハグをして、今この瞬間に後悔のないように生きてね。そのために我々は命をかけて働きます。

 

みんな大好きです!!

 

I love you all.

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プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指す。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍ら、インスタグラムなどのSNSを通して、事件現場の生の情報発信、ファンとの情報交換、交流を積極的に行う。LAのリアルを発信し続け、アメリカのみならず日本からも注目されている。

インスタグラム:@1114lajpn
らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

 

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▶︎ Vol.15 警察官の殉職 同僚をなくしたYURIが市民に伝えたいこと
▶︎ Vol.16 警察官ってずるくない?パトカーが赤信号横断する際のライトの意味
▶︎ Vol.17 ロサンゼルスで安全に暮らすために今すぐできる対策パート①
▶︎ Vol.18 ロサンゼルスで安全に暮らすために今すぐできる対策パート②
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(9/24/2021)

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