犯罪多発のロサンゼルスで警察官として活躍するYURIが、警察官の日常・事件の裏側・ロサンゼルス犯罪のリアルな「現場」をReport。 読者からのコメントや質問にどんどん答えるキャッチボール型コーナー。 アメリカ生活を安全に、また、犯罪に巻き込まれないよう、現役警察官ならではのアドバイスも。

Vol.117

最近よく耳にする新しい犯罪手口

先週のコラムに引き続き、具体的にどうすれば強盗犯を追い払う事ができるか、何をすると危険かについて説明します。

[大人が対応する場合]
①必ず、YES? Who is this? と答える。必ず!
②絶対にドアを開けない!
③しつこい場合は、I called police and they are coming nowという。必要であれば911。
*家が留守だと思った瞬間入ってきます。家にいることを主張するためドアに返事はするが、決して開けない。

[子供が対応する場合]
①絶対にドアに向かって答えない
②電気を付ける
③テレビもしくは音楽を付ける
④最悪の事態を考えて、どこかに隠れながら911かけさせる(住所は常に暗記させましょう)
*子供が留守番中ということがわからないようにあえて対応させないようにする。その代わり電気や音を立てることで人がいると思わせる。

こんな犯罪が起こらないように、日頃から予防する方法があります。例えば、玄関に大型犬用の水のボウルを置いたり、カメラをつけたり、大きめの男性の靴やサンダルなどを置いておくのもいいですね!他にも皆さんが実践している防犯方法があればコメント下さい。

(9/22/2023)

プロフィール YURI
ロサンゼルス 近郊 Police Department勤務

日本から留学生として渡米しアメリカ国籍を獲得。2014年に警察学校に入り6ヶ月後に卒業。現在はLA近郊のパトロールを担当しながら、人身売買根絶を目指すNPO法人LOVE SPECTRUMを立ち上げ活動中。二児のシングルマザーとして育児と仕事を両立する傍らSNSを通してLAのリアルを発信する。

インスタグラム:@1114lajpn

LOVE SPECTRUM 
IG: @lovespectrum2021

WEB: lovespectrum.org

2021年に現役ロサンゼルス警察官が設立したNPO団体 LOVE SPECTRUMは、世界各国で問題になっている人身売買による被害を減らし、いずれは人身売買撲滅が可能になるよう活動を行なっています。

ベストセラー書籍

実録LA初 日本人女性警察官

ロス市警統一採用試験合格までの道のり編

実録LA初 日本人女性警察官

諦めなければ道が開く!卒業率30%の警察学校編

NPO法人 LOVE SPECTRUM
インスタグラム: @lovespectrum2021
ウェブサイト:lovespectrum.org/

らららインタビュー記事:『Vol.26 動く人の活動NOTE -警察官YURI』を読む

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